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期待の国産車なのになぜ? トヨタ新型スープラがアメリカを発表の場に選んだワケ

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期待の国産車なのになぜ? トヨタ新型スープラがアメリカを発表の場に選んだワケ
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輸出のために車名をセリカXXからスープラへ  トヨタのスープラは、初代が日本で発売された際には、セリカXX(ダブルエックス)という車名だった。しかし輸出に際し、90年代まで米国における映画の上映に際し、暴力的だったり性描写があったりといった指定としてXが使われていた経緯もあったためか、北米への輸出に際してはスープラと車名を改め販売された。3代目からは、国内市場でもスープラに改められた。 セリカは、1970年に発売され、独創的な外観の造形と、ヤマハが開発したDOHCエンジン搭載車種もあるなど、一躍注目を集めた。3年後には、ファストバックスタイルのリフトバックも追加され、60年代に一世を風靡した米国のマスタングを思わせる魅力も追加された。そして78年に、セリカの上級車種として直列6気筒エンジンを搭載したセリカXX(スープラ)が、誕生するのである。 直列6気筒エンジンによる洗練された加速感は、セリカXXの独自性を発揮させたが、一方で当然ながら車両重量は重くなり、直列4気筒エンジンを搭載し俊敏な運転感覚のセリカとは違った価値観を持っていた。セリカがのちに、欧州を中心とした世界ラリー選手権(WRC)を戦うようになるのに対し、セリカXXは直線的な道を快適に走り続けることを求める米国主体の商品性であったといえるだろう。ことに3代目までは、外観の造形においてもその傾向が強い。 アメリカはクルマの背景を詮索せず現行の質を重視する  豊田章男社長がデトロイトモーターショーで語った思い出話に出てくる4代目になると、直列6気筒エンジンを搭載しながらも、89年に復活を遂げた日産のスカイラインGT-R(R-32)を意識した操縦性の高さを求めてきた。競技の場面では、国内のGTに出場したり、あるいは昨年のル・マン24時間レース制覇につながる競技用ハイブリッドシステム開発に用いられたりするなどもした。 2002年に4代目が生産を終了したあと17年もの空白期間をもっての再登場は、ある意味で唐突な印象もある。また米国は、全般的にスポーツカーに対する一定の市場は継続的に存在する。今回のスープラがトヨタ独自の開発ではなくドイツBMWとの共同による車種であり、Z4との差別化も含め、米国のほうが出自を論議される機会も少ないのではないか。少なくとも、商品に魅力があれば背景をあまり詮索しないおおらかさが米国にはある...
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